2006年12月10日

映画『エコール』

きっと幼いころ、自分自身はどこからやって来てどこへ行くん だろうと思ったり、少し先の未来に対して憧れとか 恐れを抱いたりしたんだろう。

大人となった今、幼いころのそんな思いの記憶は、記憶領域の 隅っこに追いやられ、普段は決して思い出すこともない。 この映画『エコール』はそんな記憶を呼び起こし、子どもだったころの世界へと誘う。

出演の少女たちは映画経験のない素人たちだそうで、ダンスの先生役にはマリオン・コティヤール 、生物の先生役にはエレーヌ・ドゥ・フジュロールの2人の女優が起用されている。


ある朝、棺に入った6歳の少女イリスはエコール(学校)へやって来 た。そこは周りを壁で覆われた閉じた森の中の学校の寮の一室。

彼女が何処から来たのか、何故森の中のエコールへ来たの かわからない。ただ、彼女は新入生としてごく自然に受け入れ られる。イリスは、はじめは学校に来る前の世界へ戻ろうと願うが 次第にそれは忘れていくようだ。

そこでは、無邪気な6歳から12歳の少女たちが7人のグループで寮生活をし、 昼間は森の中の学校では、生物やバレエの授業を受ける。


世界の全てがその学校の世界で完結しているみたいだ。 森の中で暮らす少女達は無邪気に可愛らしく生活する。 不思議で、どこか不気味で、奇妙。そんな印象を受ける。

でも、実は今自分達が住んでいる世界と本当はそれほど変わらないのでは。 ましてや小学校時代は多かれ少なかれ少女たちが感じたりしたものと かなり似通っていた気がする。少女たちの無垢な可愛らしさは少なかったかもしれないけれど。


エコール
ゾエ・オークレール フランク・ヴェデキン ルシール・アザリロヴィック
エコール
By NOV at 2006年12月10日 12:20
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://eversmile.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/107

トラックバック

» 日本映画DVD館 from 日本映画DVD館
Yahoo!ブログ - Yahoo!サービス - 「映画」の検索結果 http://rd.yahoo.co.jp/rss/l/blog/cat... [続きを読む]

Tracked on 2007年03月26日 22:37
コメント
コメントしてください




保存しますか?