2006年06月18日

映画『マンダレイ』

今年の4月に東京に越して初めてギンレイホールへ行く。

飯田橋にあるこの映画館は、どうやら少し遅れて作品を公開することが多いようだ。壁には「ALWAYS 三丁目の夕日」の上映告知が掲示してあった。また、10500円払えば1年間映画見放題のサービスもある。待合エリアの古びた雰囲気が広島のサロンシネマを彷彿とさせる。

僕がここへ来たのは、ラース・フォン・トリアー監督の「マンダレイ」を見るためである。この作品は「ドッグヴィル」の続編である。続編だけど前作の主役のグレイスを演じるのはニコール・キッドマンから浅学な僕にとって全然知らないブライス・ダラス・ハワードという女優さんに代わった。それで「マンダレイ」を観たけど、いささか疲れていたせいもあるし、話にメリハリが少ないためだろうか、数十分は意識不明の状態で映画を観ていた。そういうわけで内容がそれほど理解できなかった。

事前にアメリカ批判の映画であることは知っていたので、これは黒人問題を扱っているんだなあということはわかった。でも、観ているうちにアメリカ批判なのか黒人批判なのかわけわからなくなってきた。まあそれは眠かったせいかもしれない。あと、もう少しラストを盛り上げて欲しかった……かな。

アメリカ批判としてこの映画はあるわけだけど、日常の僕達もなんだかこれに当てはまらないだろうかと少し思った。―自由になったらなにしたらいいかわからないけど、支配されていれば支配者を批判すればすむ。―こういった思考は劇中の黒人に限らず多くの人に当てはまるのではないだろうか。

By NOV at 2006年06月18日 06:24
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