2005年08月31日

映画『愛についてのキンゼイ・レポート』

実在したアメリカの性科学者・昆虫学者であるアルフレッド・キンゼイ(Alfred C Kinsey 1884-1957)の生涯を描いた映画です。余談ですが、製作総指揮にフランシス・フォード・コッポラが名を連ねていますね。

この映画で、はじめて私はキンゼイの名を知りました。人間の性行動を面接による調査をして統計的に解析を行なった人です。映画では主にキンゼイの性科学研究時代の様子が描かれています。タマバチの研究をしていたキンゼイがなにゆえ性行動の実態を深く探ろうと思ったのか、また、どのようにして調査を行なったかということがわかりました。

今よりもずっと保守的だったと思われる時代に、性行動の実態はこのようであるということを統計的にまとめあげたキンゼイレポートは相当センセーショナルなものだったようです。根本的には、みんな他人のセックス行動に興味があったということでしょう。嫌悪感を抱く人もそうでない人も。

キンゼイ(リーアム・ニーソン)が研究者として活動する場面だけでなく、キンゼイの妻や家族の様子も描かれている。なんだかとっても性にオープンな家族でちょっと戸惑いを感じた私でした。そんな家族の中、唯一そのことを嫌がっていた息子の気持ちはわかりますね。

多くの人に調査をしたキンゼイは父にも性的な調査を行います。これも驚きましたね。大抵は、父に向かってそんなことなかなか聞けないですよ。第一、聞く必要ないですし。

私自身ちょっとこういうテーマは大事に思いつつもなんだか引いてしまう気分で見ていました。保健体育での授業で性について教えられていた時の気分に近いものはありましたね。演技的にはキンゼイの妻が一番印象的です。いろいろと考えさせられます。

お気に入り度:★★★★★★☆☆☆☆(6/10)

『愛についてのキンゼイ・レポート』公式サイト
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原題:KINSEY
監督:ビル・コンドン
脚本:ビル・コンドン
音楽:カーター・バーウェル
出演:リーアム・ニーソン、ローラ・リニー、クリス・オドネル、ピーター・サースガー、ティモシー・ハットン
製作年度:2004年
製作国:アメリカ/ドイツ
上映時間:118分


By NOV at 2005年08月31日 22:20
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