2005年07月04日

映画『電車男』

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巷では大大評判の映画『電車男』をようやく観た。『電車男』がどんな話かということはもう説明の必要がないくらいネットの世界の人たちは知っていると思うけれど、その話の一部を簡単にちょっとおさらい。

電車男はたまたま電車の中で酔っ払いにからまれた女性を助ける。電車男はその若い女性に恋心を抱き、巨大ネット掲示板、2ちゃんねるにことの成り行きを書き込む。その後、助けた女性から電車男の家宛てにエルメスのカップアンドソーサーが届く。それから、2ちゃんねるに書き込む人たちがそれぞれ電車男に恋愛のアドバイスをする。

電車の中にいた女性はエルメスのカップとソーサーを贈ったことから彼女はエルメスと呼ばれるようになる。この話では中谷美紀がエルメスを演じ、山田孝之は電車男に扮する。女性とは縁の少ないいわゆるオタク青年と高嶺の花、エルメスとの恋愛成就なるかどうかの物語。

映画では、『電車男』の世界が映像化されていてなかなかいい感じ。電車男の気持ちはエルメスに対してとても強いものがあるように描かれている。その一方、エルメスは受身的な態度なので電車男を気に入っているかどうかは一見よくわからない。

いいとこ育ちのお嬢さんっぽいエルメスが実際には妄信的に電車男を気に入っているところが不思議でしょうがないけれど(理由はそれなりに描かれているけど足りない気がする)、まっすぐな電車男がいいヤツだった。

でも、ちょっとしたトラブルですぐネットに頼る電車男はちょっと情けないかなあ。あー、でも、これを否定したら作品が成り立たない。2ちゃんねるなしでこの話は成り立たないのだ。

私がもし都会で毎日電車を利用する生活を送っていると『電車男』にもっと現実味を感じたかもしれない。都会で生きる人々にとっては身近な感覚がきっとあるのだろうと思う。私は毎日チャリ通なもんで……。

いいですねえ。あのように高嶺の花の女性と知り合い、そこから恋愛が生まれるようになるなんて。これこそ現代の都会で生きる自称もてない人たちへ向けたファンタジーだろう。

ところで、2ちゃんねる発祥の『電車男』はいろいろ物議をかもしている。電車男 - Wikipediaを読むとちょっと素直に物語に入り込みにくい自分がいる。メディア各社の謀略だったらかなりイヤだなあ。それにしても、ちょっと売れ過ぎ。この『電車男』ヒット現象そのもののほうが『電車男』の物語よりも劇的に感じる。(2005年6月18日広島宝塚で鑑賞)

監督:村上正典
原作:中野独人(電車男
脚本:金子ありさ
出演:山田孝之、中谷美紀、国仲涼子、瑛太、佐々木蔵之介
製作年度:2005年
製作国:日本
上映時間:101分

By NOV at 2005年07月04日 08:40
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