2005年05月31日

映画『エメラルド・カウボーイ』

『エメラルド・カウボーイ』公式サイト(メイキングも見れます)
『エメラルド・カウボーイ』を上映している映画館は?
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『エメラルドカウボーイ』はコロンビアでエメラルドビジネスを成功させた一人の日本人の自伝映画だ。この映画の主人公は早田英志。コロンビア・エメラルド・センターの社長である。早田はハリウッドの私邸を5億円で売り払い制作費に充てた。映画の完成度はともかく彼の人生そのものに驚かずにはいられない。

映画は若き早田(ルイス・ベラスコ)がコロンビアでエスメラルデーロ*1を目指すストーリーだ。無法地帯な鉱山で盗賊に襲撃されたり、誘拐の脅迫電話にあったり、エメラルド業者の抵抗にあったりという経験をした早田の半生が描かれている。

エメラルドに並々ならぬ関心を持った青年早田が女エスメラルデーロのスサナ(パトリシア・ハヤタ)と出会う。スサナは早田にエスメラルデーロに必要な術を教える。その後、早田はアメリカ人のデイブ(リカルド・ウィルキー)と出会いエメラルドビジネスを展開させていく。

本物の銃を惜しみなく使用した銃撃のアクションシーンは独特の迫力に溢れる。映画の仕上がりに粗雑で見苦しい部分が多々あることは否定できないが、遠く離れたコロンビアでこのような早田のような日本人がいることを誇りに思った。日本人から見ると感心してしまう点が多い。とても私には真似できない生き方は賞賛に値すると確信している。

上映終了後、この映画を監督した早田英志さんご本人と会う機会があった。ビジネスで成功を収め、自伝映画まで作製と男のロマンを成し遂げた早田さんはどのような人物か関心があった。事業で成功した者が本を書くことはよくあることだが、映画まで製作し、ある程度広く公開にまでこぎつける人は少ないだろう。シネツインのスタッフに案内されるまま、劇場のビルの6階へ。しばらくそこで待つと、カウボーイファッションで早田さんは私たち観客の前に登場した。

コロンビアでは10人のボディーガードに守られている社長でもある早田さんはとても気さくな方だった。丁寧にサインをしていただいた後、映画制作のお話やコロンビア情勢のお話などをしてくれた。早田さんのお話では、この映画は早田さん自身の生き方に共感して、日本の若者の力付けになればという思いで製作したそうだ。どうも貴重なお話ありがとうございましたと改めてここに早田さんに向けて記します。(2005年5月29日シネツイン1で鑑賞)

*1 エスメラルデーロとはスペイン語でエメラルド・ビジネスに携わる人を言うが、特にコロンビアではエメラルドの原石を売買する原石業者を指す。(参考文献:早田英志著、エメラルド・カウボーイ ページ40)

監督:早田英志、アンドリュー・モリナ
脚本:早田英志
出演:早田英志、パトリシア・ハヤタ、ルイス・ベラスコ、リカルド・ウィルスキー、カロリーナ・リサラソ
製作年度:2002年
製作国:コロンビア
上映時間:123分

映画『エメラルド・カウボーイ』の関連本の紹介

エメラルド・カウボーイ
早田 英志
エメラルド・カウボーイ
コロンビアでエメラルド・ビジネスを成功させた早田さんの自伝です。様々な生き方があるなと感心してしまいます。

By NOV at 2005年05月31日 10:35
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