2005年04月17日

映画『阿修羅城の瞳』

『阿修羅城の瞳』公式サイト
『阿修羅城の瞳』を上映している映画館は?

映画『阿修羅城の瞳』を観てきました。映画『阿修羅城の瞳』は、劇団☆新感線による舞台での『阿修羅城の瞳』をベースにして映画化された作品です。私は劇団☆新感線の舞台を一度も観たことがないのです。そういうわけでこれから書くことは基本的に映画だけのことを書いていきます。

文化文政の時代の江戸を舞台に物語は始まる。江戸の町には鬼の住む場所があり、鬼を討ち払う「鬼御門」という組織があった。「鬼御門」の病葉出門(市川染五郎)はスゴ腕を振るい鬼を退治していたが、あるできごとをきっかけに「鬼御門」を離れ、舞台役者として四世鶴屋南北(小日向文世)の一座へ入る。一座へ入り五年経ったころ、出門は謎の女、つばき(宮沢りえ)と出会う。

映画の印象はなんといったらいいんでしょう。ゲームにすると面白そうな映画だなあと思いました。鬼を切ると蛍光グリーンの体液が飛び散るんですよ。なんで蛍光グリーンなんでしょうね。ゲームにした時グリーンだと残酷な感じが少ないからかもしれません。鬼の体内にはおそらくグリーンスライムでも入っているんでしょう。様々なCGを活用しているせいもありゲームっぽさ満点です。「さあ、きみは阿修羅城にたどり着けるか」なんてね。

この作品の滅茶苦茶というか荒唐無稽なところもそれなりに楽しみながら眺めていました。つばきと出門の逢瀬も四世鶴屋南北の気分で眺めていました。でも映画としてみるとよくできているとは言い難い気がします。雑なCG、全般的にちぐはぐな演技、宮沢りえのゆっくりチャンバラなど気になったものは一杯あります。一番残念だったのは個人的につばきの変身を楽しみにしていたのにあまり大したものではなかったこと。つばきの変身まではまあまあ満足して観れたのですが、それ以降は満足できないものでしたね。切ないと思われるラストがあまり切なくなかったのも残念です。ゲームオーバーって感じでした。ゲーム的な雰囲気があると先ほど書きましたが、子供向け番組のヒーロー物のような雰囲気もありました。舞台はもっと面白いのかもしれないと思います。(2005年4月12日広島松竹東洋座/広島名画座で鑑賞。RCC試写会でした。)

阿修羅城の瞳@映画生活にもレビュー・批評・感想があります。
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監督:滝田洋二郎
原作:中島かずき
脚本:戸田山雅司、川口晴
音楽:菅野よう子
出演:市川染五郎(七代目)、宮沢りえ、大倉孝二、皆川猿時、二反田雅澄
製作年度:2005年
製作国:日本
上映時間:119分


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阿修羅城の瞳 サウンドトラック
阿修羅城の瞳 サウンドトラック

A SHU RA―ストーリー・オブ・ザ・ムービー阿修羅城の瞳 本
出水 秋成
A SHU RA―ストーリー・オブ・ザ・ムービー阿修羅城の瞳
映画『阿修羅城の瞳』を完全小説化。

By NOV at 2005年04月17日 20:51
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